外反母趾の治療・対策

外反母趾


外反母趾の治療・対策

症状や変形の程度によりその対処法も異なりますが、現状よりも外反母趾の変形の進行が進まないように予防し、疼痛などの諸症状を除去することが大切です。そのためには、自分の足の変形の程度やタイプを把握することも重要です。

外反母趾の改善効果を高める運動やマッサージ

外反母趾の根本的原因は、足指の関節構成の脆弱化や骨格筋の萎縮・機能低下にあります。これは、窮屈な靴や歩行異常による足指の運動不足と血行障害を原因とするものと過剰な負担(必要以上の衝撃と捻れの作用)による疲労性障害によるものに分けられます。これらの原因により関節やその周囲の構成組織が破壊され徐々に悪化して行くわけです。このような状態では、足指の付け根の関節が炎症や萎縮により腫れやこわばり、関節可動域の減少などを生じ、正常な機能を失っていきます。従って余程の炎症が無い限り、関節機能を高める運動療法 やマッサージによる刺激を必要とするのです。

足指関節のストレッチ

足指を自分の手でしっかりつかみ、足指の付け根の関節をしっかり曲げ、またぐるぐる回します。曲げる動作を10〜30回(その痛みの存在などにより回数を調節してください。)、ぐるぐる回す動作も外回し内回しをそれぞれ10〜20回ずつ行い、これら一連の動作を1セットとしてできれば3セットほどを朝晩2回(合計6セット)、毎日行うと効果が上がります。
この運動は、足指関節の可動域を広げ、靱帯や関節の柔軟性を高めます。関節が硬いと足指を思うように動かすことすらできなくなります。しっかり行いましょう。

グーパー運動

手などの介助を加えずに、足指をしっかり握りまた開く動作を繰り返し行いましょう。このときにひとつひとつの動作をゆっくり、尚かつしっかり行ってください。回数は、10〜30回を3セットほど行ってください。この運動により、萎縮した足指の筋肉や伸縮性を失い伸びきった靱帯を引き締め、足本来の機能(踏ん張る、踏みしめる、指先でしっかり蹴るなど)と構造(縦アーチ、横アーチなど)を回復させる効果が期待できます。

テーピング・サポーターによる外反母趾の矯正

テーピングによる矯正・補正

テーピングの方法も種々ありますが、カサハラ式テーピング法(外反母趾研究家笠原巖氏考案)は、理にかなった効果的矯正法といえます。この方法は、す。できればこの手法を体得した専門家の施術を受けることをお勧めします。また、自分で覚えるにしても専門家の貼り方を一度体験し、指導を受ける方が上達も早いです。

専用サポーターや専用靴下の活用

外反母趾補正用サポーターや外反母趾用靴下などは、各メーカーより様々なものが販売されていますが、自分の症状に適したものを選択することが大切です。