外反母趾とは

外反母趾


外反母趾

外反母趾とは、足の親指の先が小指のほうに曲がっていく病気ですが、体重を支える足は、靴(シューズ)など履物によって締め付けられることで変形してしまうことが多くある。
見方を変えると、足の親指の付け根が外に飛び出している状態です。
ファッション性のため足に合わない靴(特に6cm以上の先の細いデザインのハイヒール)を履いている場合に多い。ですから靴のファッションを優先する女性に多く見られる。特にかかとの高い靴、先の細い靴を長時間履いている場合になりやすいと言われている。症状の進行によって痛みを覚え、歩行や起立のたびに痛みを感じるようになる。

外反母趾は先天的?遺伝的?

外反母趾は親指のつけ根が外側を向き、第1中足骨頭が内側に向いた状態で通常、痛みを伴う疾患です。発生の原因として先天的あるいは遺伝性の解剖学的要素と、靴などの足の指に外から加わる環境とが組み合わさり発生したり、関節リウマチなどの病気で発生します。

解剖学的要素とは、親指が人差指より長いエジプト型であったり、第1中足骨頭が巨大であったり、扁平(へんぺい)足であったり、中足骨が内反していたり、腱、筋などの走行に異常があった場合などに出硬くなったことが原因としてあげられます。男女の発生では女性が男性の10倍ぐらい発生し、年齢は初経期(13〜14歳頃)と閉経期(50歳代)の2つのピークがみられます。環境の原因は窮屈な履物の常用であり、また路面や床面が硬くなったことがあります。統計的には幼稚園児から始まっており小学生になると3倍に、そしても学年が上がるほどに確実に外反母趾が増えているのが実情です。
発症の初期には窮屈な履物をはいて行動した時しか親指の基部に痛みは生じませんが、症状が進むと裸足で立っているだけで痛みがでるようになります。また症例によっては、痛みのあるタコができます。

*エジプト型:逆に足の親指が人差し指より短い型をギリシャ型といいます。

外反母趾の基準

多かれ少なかれ完璧な人(足)はいないわけで、どのくらい曲がっていると外反母趾とされる基準があります。また軽症から重度の基準も知りたいところです。
外反母趾は、足の親指とその親指の骨と関節している第1中足骨との角度により判断されます。通常は、その角度が15度以上を外反母趾とよびます。

外反母趾角による分類

正常値───────15度未満
軽度の外反母趾───15度以上20度未満
中程度の外反母趾──20度以上40度未満
重度の外反母趾───40度以上

と一般に言われております。